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2015年5月16日土曜日

「ディフェンダーゼミ」

このたび、東京ディフェンダー法律事務所にて、弁護士向けの勉強会「ディフェンダーゼミ」を開催することになりました。
刑事事件の経験があまりない若手の先生方を対象に、刑事事件を担当したときの悩みや不安を、気軽に相談できる場というのがコンセプトです。

これまで、当事務所の弁護士は、それぞれ、刑事弁護の分野に関し、刑事弁護フォーラム、所属弁護士会での研修の講師や、日弁連の研修などにおいて講師を務めてきました。
ただ、こういった研修のほとんどは、大人数での座学であったり、法廷での実践的な技能研修であったりと、若手が身近な刑事事件の相談をするには敷居の高い場でした。
そこで、事務所単位で少人数の勉強会という形をとり、ざっくばらんに刑事事件の相談や意見交換ができればと思い、開催を決めました。

昨日は、記念すべき第1回を開催しました
若手を中心に15名ほどの先生が参加してくださり、とても盛り上がりました。
今回のテーマは、「接見に行ったら否認だった!何を聞くべきか?」というものでした。
まず、前半は、このテーマについて僕が講義を行いました。参加してくださった皆さんと双方向で話をしつつ、否認事件における接見のポイントをお伝えしました。そして、いろいろな否認事件のモデルケースについて、どう対応すべきかなどを皆で議論しました。

後半は、設定したテーマとは関係なく、参加していただいた先生方が刑事事件で抱えている悩みや、素朴な疑問をお話ししてもらい、当事務所の弁護士がアドバイスをしたり、参加していただいた皆さんと議論をしたりしました。
新人の方によくあるお悩みから、興味深い問題提起などもあり、とても盛り上がりました。

刑事事件の弁護というのは、時に孤独なものです。
弁護人は、依頼人のために、ほかの誰を敵に回しても、国家機関と戦わなくてはなりません。
また、刑事事件の経験が少ない事務所も珍しくなく、新人は悩みを一人で抱えがちです。
ですが、刑事弁護に全力で取り組もうとする弁護士は、みな同志です。
東京ディフェンダー法律事務所は、刑事事件に取り組む若手を応援します。そして、ともにそれぞれの依頼人のために全力を尽くせるよう、情報交換、意見交換をしていきたいとおもっています。

今後も、定期的にゼミを開催する予定ですので、刑事事件でお困りの若手弁護士の先生方、お気軽にご参加ください。
次回の日程は7月15日水曜日です。
ご興味のある先生方、ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

2015年3月31日火曜日

新規弁護士加入

明日から,東京ディフェンダー法律事務所に,久保有希子弁護士が加入します。
依頼人の方への優しさ・丁寧な対応と,検察官や相手方と戦う強い心を併せ持った女性弁護士です。


久保弁護士は,大手企業法務事務所に数年在籍された後,高輪共同法律事務所に在籍され,様々な事案を担当されてきました。
刑事事件には特に注力され,重大案件も含め,これまで多数の刑事事件を担当し,無罪判決獲得など多数の実績も重ねてきました。
日弁連などでも各種委員会にて精力的に活動され,日本の刑事弁護の最先端を行く弁護士の一人であるということができるでしょう。


この度,刑事事件に特に注力している東京ディフェンダー法律事務所に移籍が決まりました。
私自身,久保弁護士と共に弁護士活動に携われることをとても誇りに,とても嬉しく思います。


久保弁護士のブログにもリンクを貼らせていただきました。
おもしろいです。民事事件に関する記事などもあり,参考になりますね。
今後も,事務所事件とは別に,個人で民事事件もおやりになるようです。


既に何件か事件を一緒に担当させていただいていますが,今後も一緒に弁護士活動をするのが楽しみです。

2014年12月20日土曜日

「ネクタイ」

僕にはお気に入りのネクタイがあります。

このネクタイ、僕が何か新しいことにチャレンジするとき、いつも願掛けのようにつけています。
このブログに使っている写真を撮るときにもつけていました。
つまり、このブログの右側の画像の僕がしているのが、お気に入りのネクタイです。
このネクタイ、ドット柄に見えますが、よく見ると、桃と、栗と、柿のマークになっています。
そして、ネクタイの下部には、「桃」「栗」「柿」「3」「8」というデザインが入っています。

そう、このネクタイ、「桃栗三年柿八年」ということわざを表現したネクタイなのです。

このネクタイは、弁護士の1年目に、今の妻がプレゼントしてくれたものです。
弁護士1年目の時、いろいろなことに悩みました。
1年目の自分で、依頼人のためにベストな弁護を提供できているだろうか、自問自答しました。
プレッシャーに押しつぶされそうになりました。
仕事が辛いと思うときもありました。
そういう自分を知ってか、「何事も成し遂げるまでには時間がかかる。肩の力を抜きなさい」という意味を込めて、プレゼントしてくれたものでした。

先週、弁護士をはじめて3年が経過しました。
刑事事件に関していえば、普通の人の10年分くらいやったかもしれません。
担当している事件で弁護活動が実り、良い結果が出るたびに、「これでいいんだ」と自信を持てるようになりました。
1年目に感じていたプレッシャーは、自信に上書きされていきました。
立派な桃や栗に育ったでしょうか。
今は、様々な事件の依頼を受けても、依頼人のために自信を持って弁護に携わっています。

プレッシャーがなくなるといっても、それは緊張感をなくしていいという意味ではありません。
ここで気を抜けば、たちまち2流の弁護士になってしまいます。
弁護士にとって、脂がのってくる時期に入っていくと思います。
若手としての機動力や熱意は忘れずに。経験によって培った自信を持って。
今度は立派な柿を目指したいと思います。

2014年10月24日金曜日

「ホームページリニューアル」

当事務所のホームページをリニューアルしました!


http://www.t-defender.jp/


これまでのホームページは,5年ほど前に作成されたものでした。
僕自身,前のホームページは前のホームページで味があって好きだったのですが,見やすさや内容など,一般の方々にご覧いただくには改善点が多くありました。
大幅なリニューアル作業をこの間進めており,昨日の夜くらいから,一般公開しております。


当事務所は,今後も,あらゆる刑事事件に精通した事務所として,すべての依頼人のために全力を尽くします。
また,変わらず,複雑困難事件や裁判員裁判事件も積極的に担っていきます。


当事務所を今後ともよろしくお願い申し上げます。

2014年9月25日木曜日

「更新頻度」

ブログを初めて3か月以上が経ちました。
いろいろな人から、ブログ楽しみに読んでますと言っていただきます。
もっと更新してよ、というありがたいご要望をいただいたりもします。

そういっていただくと、自分でもブログを更新するのが楽しくなります。
反面、一般の方も含めいろいろな方に読んでいただく前提となると、どうしても少し構えてしまうんですよね(笑)
それで更新頻度も少なくなり・・・

でも、ここ最近、HPを見てご相談にいらっしゃった方に、ブログ見ましたと言っていただける機会が増えてきました。
心なしか、以前よりも、当事務所のHPを見て気軽に相談のお電話をいただけることが多くなってきた気がします。
ご相談を検討している一般の方にも、このブログを通じて、何か伝えられるところがあれば幸いに思います。

というわけで、もうちょっと更新頻度を上げようと思います(笑)
目標は、10日に1回!
・・・ちょっと目標として少なすぎるでしょうか。
ひとまずこの目標のもとやっていきたいと思います。

本日はあまり中身の少ない投稿になってしまいました。
そういった気楽な投稿も含めて更新できればと。
あ、そういえば先日宣伝させていただいた可視化の集会にはたくさんの方々が来ていただきました。私も5分程度ですがプレゼンをさせていただきました。来ていただいた方から好評を賜りましてうれしい限りです。そして、メインの講話やパネルディスカッションは、非常に興味深く、私自身も勉強になりました。
可視化がやっと法制度化されようとしていますが、まだまだ課題がたくさんあります。引き続き、全面的な取調べの可視化に向けて、調査研究などにかかわっていきたいと思います。

2014年6月5日木曜日

はじめに

東京ディフェンダー法律事務所所属、弁護士の山本衛と申します。

東京で刑事事件専門の弁護士をやっています。
縁あってこのようなブログを開設することとなりました。
たくさんの方々に読んでいただけることを願っています。

このブログでは、自分の日々の弁護活動を中心に日記的なものから、評論まで雑多につづりたいと思っています。
最初の記事で何を書くかは迷っていましたが、せっかくなので、僕がなぜ刑事弁護専門の弁護士を志したのか、なぜ今こうしてたずさわっているのか、書いてみたいと思います。


「弱い立場に置かれた人の助けになりたい」

そう思って、弁護士を目指しました。そう思って、刑事弁護を志しました。
刑事弁護は、犯罪を犯してしまった人、あるいはそう疑われた人を弁護する仕事です。彼らを弁護することは、弱い立場というにはピンとこないかもしれません。
弱い人の助けになりたいなら、消費者、労働者、被害者、ほかにもたくさん救うべき弱者がいるだろうと。

みんながそう思います。社会の大勢が、そう思います。
しかし、そのことにこそ、僕が刑事弁護を選ぶ理由があるのです。
罪を犯した人、罪を犯したと疑われた人は、人々に社会の敵とみなされます。刑事事件に巻き込まれたというだけで、社会に味方がいない。そのこと自体が、決定的に、罪を犯した人、罪を犯したと疑われている人を弱者たらしめています。
それをわかった上で、彼を助けることができるのは、弁護士しかいません。
そして、現実にも、捜査機関などの国家機関によって身体を拘束され、厳しい糾問の対象になり、大きな危険にさらされる弱者となります。弁護士は、このような刑事事件に巻き込まれた人を守る使命を負っていると思います。

弁護人がいなかったら、多くの声、それを代表する検察官によって、被告人は悪い奴であると糾弾されます。
弁護人は、これに反対の視点を投げかける役割を持っています。
検察官が「彼は有罪だ」といえば、弁護人は「彼は無罪だ」
検察官が「彼のやったことはひどいので懲役○年にすべきだ」といえば「彼には△△の事情があるので刑は軽くすべきだ」と。
お互いに論争をすることによって、システムとして公平な裁判が成り立つわけです。

ですから、弁護人にとって重要なのは、徹底的に依頼人の利益を追求することです。
依頼人の主張を、法的に精密な戦略に昇華し、勝利を追求する。弁護人はいわば依頼人の武器です。
依頼人の武器となり、徹底的にその利益を追求するために、弁護人は存在します。

その思いで刑事弁護士を志し、その思いで今も刑事弁護に携わっています。



実はこの文章、僕が弁護士になる前に、当時流行していたSNSに書き記したことをまとめたものです。
今見返してみて、当時と気持ちが変わっていなく、安心しました。

今後も、この思いを胸に、日々の事件に全力を投じたいと思います。