久々の更新です。
久々どころか・・・なんと気がつけばひとつ前の投稿が9ヶ月以上前という事態になってしまいました。
原因はいくつかあるのですが,同僚から
「ブログを書くのに力を入れすぎじゃないか,もっと気軽な記事でいいのでは」
というもっともなご指摘をいただきました。
というわけで,これからは,肩の力を抜いて,短めの記事になっても更新頻度を増やしていこうと思います。
さて,本題ですが,「季刊刑事弁護」という書籍があります。
http://www.genjin.jp/keiji-bengo/keiji-index.html
昨年くらいから,この季刊刑事弁護の編集委員(雑誌の企画等を行う弁護士)を担当させていただいています。編集委員には,私の所属する事務所からも,坂根真也弁護士,久保有希子弁護士が参加しています。
実力派弁護士達とともに,毎号の企画についてあれやこれやと議論するのはとても勉強になることですし,「刑事弁護といえばこの本!」の季刊刑事弁護の編集委員を務めることは,それ自体がとても光栄なことです。
今回の最新号「徹底的に争う否認事件」も,企画立案に関わりました。私自身の書いた論文も掲載されていますので,興味のある方は是非手にとってお読み下さい。
最後にブログをもっと更新しようと思った動機について。
最近,依頼人の方や相談者の方から,ブログの記事について好評をいただける機会が多くなりました。とくに,刑事事件の弁護士費用や,刑事弁護士の選び方に関する過去の記事についてはたくさんの方にお読みいただいているようです。
今後も,一人でも多くの方に有益な情報が提供できればと思っています。
というわけで,今後は,ちょこちょことブログを更新します。
ページビューの合計
2016年4月26日火曜日
2014年12月31日水曜日
「1年を振り返って」
2014年もあと少しとなりました。
今年は、非常に感慨深い年になりました。
まずは刑事弁護。
気づけば、経験した刑事事件はかなりの数になっていました。
数をこなせばいいというものではもちろんありませんが、周りにいる素晴らしい先輩たちのおかげで、重大事件も含めたくさんの種類の事件を担当し、指導を受け、正しい方向に導かれていると思います。自分の弁護活動にも自信が持てるようになりました。
昨年までは事件を先輩と共同で受任することが多かったですが、今年は多くの事件を一人で担当しました。私のモットーでもある、一人一人の依頼人の話をよく聞くことに徹し、丁寧な弁護活動を心掛けました。幸い、多くの依頼人のために良い結果を得ることもできました。
裁判員裁判でも主任弁護人を務めるようになりました。たくさんの証人尋問や弁論を担当しました。裁判官から非常にわかりやすかったとのコメントをいただいたりもしました。法廷での弁護活動も自信をもてるようになりました。
刑事弁護以外の弁護士活動。
今年は多くの場所で、論文の執筆や、講演の機会をいただきました。自分の考えていることを外部に発表することはとても好きなので、今後も積極的に行いたいたいと思います。
このブログを始めたのも今年でした。おかげさまで、ブログの更新を楽しみにしていると言っていただいたり、ブログを見たというご相談者の方もいらっしゃったりして、うれしい限りです。
事務所のホームページも、10月にリニューアルしました。ホームページのコンテンツ作成にも大きく関わりました。少しでもわかりやすく情報が提供できているでしょうか。このブログをご覧になっていただいている皆様も、ぜひ一度ご覧ください。
そして、事務所の刑事事件とは別に、個人の弁護士として、新しい分野に挑戦しようとしていることがあります。時期が来たら、またこのブログでも、可能な限りで書きたいと思っています。
そのほか、私生活でも非常に感慨深い一年になりました。
趣味などでも、いい成果を出せたりもしました。
2014年は、このように非常に充実した1年でした。
今、すごくパワーがみなぎっています。
来年も、どんどん高いレベルの弁護活動を目指して邁進します。
そして、新しいことにどんどんチャレンジしていきたいと思っています。
今年は、非常に感慨深い年になりました。
まずは刑事弁護。
気づけば、経験した刑事事件はかなりの数になっていました。
数をこなせばいいというものではもちろんありませんが、周りにいる素晴らしい先輩たちのおかげで、重大事件も含めたくさんの種類の事件を担当し、指導を受け、正しい方向に導かれていると思います。自分の弁護活動にも自信が持てるようになりました。
昨年までは事件を先輩と共同で受任することが多かったですが、今年は多くの事件を一人で担当しました。私のモットーでもある、一人一人の依頼人の話をよく聞くことに徹し、丁寧な弁護活動を心掛けました。幸い、多くの依頼人のために良い結果を得ることもできました。
裁判員裁判でも主任弁護人を務めるようになりました。たくさんの証人尋問や弁論を担当しました。裁判官から非常にわかりやすかったとのコメントをいただいたりもしました。法廷での弁護活動も自信をもてるようになりました。
刑事弁護以外の弁護士活動。
今年は多くの場所で、論文の執筆や、講演の機会をいただきました。自分の考えていることを外部に発表することはとても好きなので、今後も積極的に行いたいたいと思います。
このブログを始めたのも今年でした。おかげさまで、ブログの更新を楽しみにしていると言っていただいたり、ブログを見たというご相談者の方もいらっしゃったりして、うれしい限りです。
事務所のホームページも、10月にリニューアルしました。ホームページのコンテンツ作成にも大きく関わりました。少しでもわかりやすく情報が提供できているでしょうか。このブログをご覧になっていただいている皆様も、ぜひ一度ご覧ください。
そして、事務所の刑事事件とは別に、個人の弁護士として、新しい分野に挑戦しようとしていることがあります。時期が来たら、またこのブログでも、可能な限りで書きたいと思っています。
そのほか、私生活でも非常に感慨深い一年になりました。
趣味などでも、いい成果を出せたりもしました。
2014年は、このように非常に充実した1年でした。
今、すごくパワーがみなぎっています。
来年も、どんどん高いレベルの弁護活動を目指して邁進します。
そして、新しいことにどんどんチャレンジしていきたいと思っています。
2014年10月30日木曜日
「裁判員裁判のインパクト」
裁判員裁判に関する論考を期待した方、ごめんなさい。
再び、イベントの宣伝です。
再び、イベントの宣伝です。
| 平成26年11月3日(月・祝) 13:00~16:00 専修大学 神田校舎 7号館3階 731教室 シンポジウム「裁判員裁判のインパクト -実施5年後の現状と今後のあり方-」 が開催されます。 http://www.senshu-u.ac.jp/fsis/gakubunews/_12327.html このイベントは、専修大学の法社会学の授業の一コマとして行われるものです。 当日専修大学は学園祭のようで、それに合わせて一般の方も参加できるよう、授業を開放して拡大授業を行うということです。 私は「裁判員裁判を担当して -司法へのインパクト」という題目で簡単な講演を行い、その後、実際に裁判員を経験された市民の方とディスカッションを行います。 一般公開の講義ですので、ご興味のある方はぜひおこしください。 裁判員裁判が市民社会・司法にどのようなインパクトを与えたか、また与えるべきかは、当然私にも持論があります。 しかし、私が弁護士になった時には、すでに裁判員裁判はありました。 裁判員裁判開始前の裁判は、厳密には知りません。裁判員裁判の前は、今まで以上に、日本の刑事裁判は「絶望的」だと聞いていました。その絶望を味わったこともありません。 ですから、今回のテーマで講演をするには、私には役者不足なのではないかと、本音のところは思わないではありません。 しかし、先輩から「昔はこうだった」という話をたくさん聞いてきました。裁判員裁判以外の事件では、従来通りに近い裁判が今でも行われています。そういった事件も、もちろんたくさん経験してきました。旧態依然とした扱いを受け、憤ったこともありました。 そして、裁判員裁判の法廷をたくさん経験してきました。同世代の弁護士としては、もっとも多い部類だと思います。そのどれもが、ワクワクする法廷でした。戦いがいのある法廷でした。 そういった経験を踏まえながら、イベントの趣旨に沿った役割を果たしてこようと思います。 | |
2014年10月20日月曜日
「法科大学院」
私は「法科大学院」の出身です。
大学卒業後、法律家になるための専門的知見を養う学校です。
現在の制度は、原則としてこの学校を卒業した後、司法試験をうけることになっています。
この法科大学院、しばらく前までは存在しませんでした。
2004年に第1期生が入学し、ようやく10年が経過したという段階です。
法科大学院制度の是非については議論があります。
弁護士を含む法曹人口の増加の問題と関連して、反対論も少なくありません。
法科大学院の志望者が少なくなっているという現状もあります。
私自身も、この問題に関する意見を持っています。
私は、法科大学院制度には賛成です。
法科大学院の教育は、より優れた、豊かな考えを持った法曹を生み出す土壌になると思っています。
もちろん、議論に答えは出ていません。
法科大学院制度がどうなっていくかは、今後も議論され、検討されるべき問題でしょう。
しかし、ひとつだけ、私にも確実に言えることがあります。
それは、法科大学院がなければ、今の私はいないということです。
私は、法科大学院の充実した教育によって生み出された弁護士です。
法学部の授業や予備校の授業も経験しました。
法科大学院の教育は、それらとは比較にならないほどすばらしいものでした。
私の法的知識・能力のほどんどは、法科大学院で養われたものでした。
実務家にも触れ、法律家になることの社会的な意味について考えさせられました。
自分が優秀な弁護士だとうぬぼれるつもりはありませんが、少なくとも、刑事弁護に対する信念は人一倍強いと自負しています。そのような「心」を育てたのも、法科大学院でした。
このような体験を語る機会をいただけることになりました。
平成26年10月25日午後1時から
明治大学・駿河台キャンパス・リバティタワー2階1022教室にて
「今,なぜロースクールで学ぶのか 法科大学院がわかる会」
というイベントに登壇します。
http://lskyokai.jp/event/20141014.html
このイベントは、司法試験をめざす学部生向けのイベントです。
司法試験を目指す学部生は、「予備試験」などの選択も与えられる中、進路について悩んでいる方が多いかと思います。そういう学部生に、法科大学院の魅力を伝えるイベントです。
私は、法科大学院時代の恩師というべき刑事訴訟法の先生と、その教育を受けた生徒2名(私含む)での対談を行います。
短い時間ですが、法科大学院教育の魅力について伝えられればと思っています。
また、後半の部において、出身である一橋大学法科大学院のブースにて、質問を受け付けます。
このブログをご覧の皆様に、司法試験志望の学生がいらっしゃいましたら、ぜひお越しください。
ご家族ご友人に司法試験志望者の方がいらっしゃる方、ぜひおすすめください。
大学卒業後、法律家になるための専門的知見を養う学校です。
現在の制度は、原則としてこの学校を卒業した後、司法試験をうけることになっています。
この法科大学院、しばらく前までは存在しませんでした。
2004年に第1期生が入学し、ようやく10年が経過したという段階です。
法科大学院制度の是非については議論があります。
弁護士を含む法曹人口の増加の問題と関連して、反対論も少なくありません。
法科大学院の志望者が少なくなっているという現状もあります。
私自身も、この問題に関する意見を持っています。
私は、法科大学院制度には賛成です。
法科大学院の教育は、より優れた、豊かな考えを持った法曹を生み出す土壌になると思っています。
もちろん、議論に答えは出ていません。
法科大学院制度がどうなっていくかは、今後も議論され、検討されるべき問題でしょう。
しかし、ひとつだけ、私にも確実に言えることがあります。
それは、法科大学院がなければ、今の私はいないということです。
私は、法科大学院の充実した教育によって生み出された弁護士です。
法学部の授業や予備校の授業も経験しました。
法科大学院の教育は、それらとは比較にならないほどすばらしいものでした。
私の法的知識・能力のほどんどは、法科大学院で養われたものでした。
実務家にも触れ、法律家になることの社会的な意味について考えさせられました。
自分が優秀な弁護士だとうぬぼれるつもりはありませんが、少なくとも、刑事弁護に対する信念は人一倍強いと自負しています。そのような「心」を育てたのも、法科大学院でした。
このような体験を語る機会をいただけることになりました。
平成26年10月25日午後1時から
明治大学・駿河台キャンパス・リバティタワー2階1022教室にて
「今,なぜロースクールで学ぶのか 法科大学院がわかる会」
というイベントに登壇します。
http://lskyokai.jp/event/20141014.html
このイベントは、司法試験をめざす学部生向けのイベントです。
司法試験を目指す学部生は、「予備試験」などの選択も与えられる中、進路について悩んでいる方が多いかと思います。そういう学部生に、法科大学院の魅力を伝えるイベントです。
私は、法科大学院時代の恩師というべき刑事訴訟法の先生と、その教育を受けた生徒2名(私含む)での対談を行います。
短い時間ですが、法科大学院教育の魅力について伝えられればと思っています。
また、後半の部において、出身である一橋大学法科大学院のブースにて、質問を受け付けます。
このブログをご覧の皆様に、司法試験志望の学生がいらっしゃいましたら、ぜひお越しください。
ご家族ご友人に司法試験志望者の方がいらっしゃる方、ぜひおすすめください。
2014年10月11日土曜日
「寄稿」
今月発売の法学セミナー11月号に寄稿しました。
http://www.amazon.co.jp/%E6%B3%95%E5%AD%A6%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC-2014%E5%B9%B4-11%E6%9C%88%E5%8F%B7-%E9%9B%91%E8%AA%8C/dp/B00NQBJXZS/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1412995900&sr=8-1&keywords=%E6%B3%95%E5%AD%A6%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC
法学部の学生や、法科大学院の学生を主な対象として、刑事弁護の魅力を語る企画です。
大御所たちに混じって、私は刑事弁護士を志した体験談のようなものを投稿させていただいています。
このブログのはじめに私がなぜ刑事弁護をやるのかということについて書きましたが、その原点となるエピソードをつづっています。
私の投稿よりもっと読みごたえがあるのが、その他そうそうたる執筆陣による寄稿です。
当事務所の前田弁護士、坂根弁護士も執筆しております。
刑事弁護の魅力が十分に伝わる特集になっています。
ご興味のある方は、ぜひ手にとってご覧ください。
http://www.amazon.co.jp/%E6%B3%95%E5%AD%A6%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC-2014%E5%B9%B4-11%E6%9C%88%E5%8F%B7-%E9%9B%91%E8%AA%8C/dp/B00NQBJXZS/ref=sr_1_1?ie=UTF8&qid=1412995900&sr=8-1&keywords=%E6%B3%95%E5%AD%A6%E3%82%BB%E3%83%9F%E3%83%8A%E3%83%BC
法学部の学生や、法科大学院の学生を主な対象として、刑事弁護の魅力を語る企画です。
大御所たちに混じって、私は刑事弁護士を志した体験談のようなものを投稿させていただいています。
このブログのはじめに私がなぜ刑事弁護をやるのかということについて書きましたが、その原点となるエピソードをつづっています。
私の投稿よりもっと読みごたえがあるのが、その他そうそうたる執筆陣による寄稿です。
当事務所の前田弁護士、坂根弁護士も執筆しております。
刑事弁護の魅力が十分に伝わる特集になっています。
ご興味のある方は、ぜひ手にとってご覧ください。
2014年9月1日月曜日
「宣伝」
「取調べ可視化」という言葉をご存知でしょうか。
罪を疑われて逮捕された人は、通常、警察官や検察官などの捜査機関から、取調べを受けます。
狭い部屋に、何人もの刑事に囲まれて座らせられます。
取調べを拒否する権利はないと考えられています。
無実を訴えても、疑われた人を怒鳴りつけ、脅し、騙し、あるいは甘い言葉で利益誘導をし、ありとあらゆる手段で罪を認めさせようとすることは、ごくふつうにおこなわれています。
このような取調べが行われていることは、過去の事件から優に明らかになっています(極端な例ですがわかりやすいのがこれです。https://www.youtube.com/watch?v=ubwCEMjKdqY(音量注意))。
この取調べを、20日以上もの間、毎日することができます。
朝から晩まで、することができます。
弁護士が隣に立ち会うこともできません。
孤立無援の密室で、捜査機関と戦わねばなりません。
戦える人もいました。しかし、取調べの厳しさに耐えられず、うその自白をしてしまった人もいました。裁判で話せばわかる、と考えてのことでした。
裁判では、必死に無実を訴え、取調べのひどさを訴えました。
しかし、裁判で取調べ担当官は「そんな取調べはしていない」といいました。
どんな取調べが行われたかは誰にもわからなくなりました。
そして、何人もの無実の人が、うその自白をもとに、有罪になっていきました。
たくさんの無実の人が有罪になっていったことは、歴史が証明しています。近年、無実が明らかになり、裁判のやり直しにより釈放された方が続出しています。
私は、それすらも、氷山の一角だと思っています。
むかしの出来事ではありません。私は、事実を否認する事件をたくさん担当してきましたが、捜査機関から、脅しや利益誘導などといった問題のある言動がなかったことは、たったの1度もありません。そのたびに依頼人を励まし、捜査機関に抗議してきました。
どうすればひどい取調べがおさまるのでしょうか。
どうすれば無実の人がうその自白で有罪になることを防げるのでしょうか。
前置きが長くなりました。
「取調べ可視化」とは、密室の取調べを見えるようにすることです。
取調べの状況をカメラで録画して、弁護人も裁判官もチェックできるようにするのです。
ひどい取調べは収まり、うその自白で有罪になることを防ぐ重要な手段になるはずです。
本日は、この「取調べ可視化」に向けた市民集会の宣伝の投稿です。
2014年9月22日 18時30分から20時30分
霞が関所在の弁護士会館にて
取調べの可視化を求める市民向けの集会がおこなわれます。
(詳細については、http://www.nichibenren.or.jp/event/year/2014/140922.html)
だれでも参加可能です。
集会といっても、身構えるような内容のものではありません。
可視化とは何か?なぜ可視化が必要なのか?今、日本の取調べ可視化の現状は?今後の課題は?「可視化」を市民の皆さんにおつたえするための集会です。
今年3月、死刑囚として拘束されていた袴田巌さんの裁判のやり直しが決まり、釈放されました。
一日15時間ものひどい取調べを受け、嘘の自白をしてしまいました。
無実の罪で死刑判決を受け、48年間もの拘束を受けていました。
想像するだけでもつらい、耐え難い悲劇です。
集会では、袴田さんのお姉さんが、失われた48年間についてお話しされます。
きっと、衝撃を受けると思います。
無実の罪で有罪になった方の裁判のやり直しが決まった例はこれだけではありません。
また、捜査機関による不当な取調べも次々に明らかとなってきています。
このような流れを受けて、いよいよ「可視化」が法制度化しようとしています。
集会の後半では、法制化に携わった有識者によるパネルディスカッションを予定しています。
非常にき興味深いものになるでしょう。私も楽しみです。
私自身も、この集会の企画に携わり、当日も、すこしではありますが、登壇してお話をさせていただくことになりました。
ブログをご覧の皆様、是非、お気軽に足を運んでいただければと思います。
罪を疑われて逮捕された人は、通常、警察官や検察官などの捜査機関から、取調べを受けます。
狭い部屋に、何人もの刑事に囲まれて座らせられます。
取調べを拒否する権利はないと考えられています。
無実を訴えても、疑われた人を怒鳴りつけ、脅し、騙し、あるいは甘い言葉で利益誘導をし、ありとあらゆる手段で罪を認めさせようとすることは、ごくふつうにおこなわれています。
このような取調べが行われていることは、過去の事件から優に明らかになっています(極端な例ですがわかりやすいのがこれです。https://www.youtube.com/watch?v=ubwCEMjKdqY(音量注意))。
この取調べを、20日以上もの間、毎日することができます。
朝から晩まで、することができます。
弁護士が隣に立ち会うこともできません。
孤立無援の密室で、捜査機関と戦わねばなりません。
戦える人もいました。しかし、取調べの厳しさに耐えられず、うその自白をしてしまった人もいました。裁判で話せばわかる、と考えてのことでした。
裁判では、必死に無実を訴え、取調べのひどさを訴えました。
しかし、裁判で取調べ担当官は「そんな取調べはしていない」といいました。
どんな取調べが行われたかは誰にもわからなくなりました。
そして、何人もの無実の人が、うその自白をもとに、有罪になっていきました。
たくさんの無実の人が有罪になっていったことは、歴史が証明しています。近年、無実が明らかになり、裁判のやり直しにより釈放された方が続出しています。
私は、それすらも、氷山の一角だと思っています。
むかしの出来事ではありません。私は、事実を否認する事件をたくさん担当してきましたが、捜査機関から、脅しや利益誘導などといった問題のある言動がなかったことは、たったの1度もありません。そのたびに依頼人を励まし、捜査機関に抗議してきました。
どうすればひどい取調べがおさまるのでしょうか。
どうすれば無実の人がうその自白で有罪になることを防げるのでしょうか。
前置きが長くなりました。
「取調べ可視化」とは、密室の取調べを見えるようにすることです。
取調べの状況をカメラで録画して、弁護人も裁判官もチェックできるようにするのです。
ひどい取調べは収まり、うその自白で有罪になることを防ぐ重要な手段になるはずです。
本日は、この「取調べ可視化」に向けた市民集会の宣伝の投稿です。
2014年9月22日 18時30分から20時30分
霞が関所在の弁護士会館にて
取調べの可視化を求める市民向けの集会がおこなわれます。
(詳細については、http://www.nichibenren.or.jp/event/year/2014/140922.html)
だれでも参加可能です。
集会といっても、身構えるような内容のものではありません。
可視化とは何か?なぜ可視化が必要なのか?今、日本の取調べ可視化の現状は?今後の課題は?「可視化」を市民の皆さんにおつたえするための集会です。
今年3月、死刑囚として拘束されていた袴田巌さんの裁判のやり直しが決まり、釈放されました。
一日15時間ものひどい取調べを受け、嘘の自白をしてしまいました。
無実の罪で死刑判決を受け、48年間もの拘束を受けていました。
想像するだけでもつらい、耐え難い悲劇です。
集会では、袴田さんのお姉さんが、失われた48年間についてお話しされます。
きっと、衝撃を受けると思います。
無実の罪で有罪になった方の裁判のやり直しが決まった例はこれだけではありません。
また、捜査機関による不当な取調べも次々に明らかとなってきています。
このような流れを受けて、いよいよ「可視化」が法制度化しようとしています。
集会の後半では、法制化に携わった有識者によるパネルディスカッションを予定しています。
非常にき興味深いものになるでしょう。私も楽しみです。
私自身も、この集会の企画に携わり、当日も、すこしではありますが、登壇してお話をさせていただくことになりました。
ブログをご覧の皆様、是非、お気軽に足を運んでいただければと思います。
2014年7月14日月曜日
「雑誌」
「季刊刑事弁護」という雑誌があります。
「季刊」の名の通り、年に4回発売される刑事弁護雑誌です。
刑事弁護に関する事例の報告や、刑事弁護の技術・戦略に関する特集記事が主な内容です。
弁護士向けの雑誌ですが裁判所の会議室でも見かけたりするので、意外と、裁判所や検察官も読んでいるかもしれません。
法曹関係者の中ではそこそこ有名な雑誌です。
読んでいると、本当に勉強になります。
「本当の意味で」刑事事件に強い、百戦錬磨の弁護士たちが記事を書いています。
理論的な論文から、技術や実例にわたる部分まで、毎号楽しみに読んでいます。
最近では編集委員が一新され(当事務所のS弁護士も編集委員を担当しています)、より現在の刑事実務に合致した最先端のものとなったといっていいと思います。
今は秋号が発売されていますが、夏号には僕も出させていただきました!
昨年度、東京三弁護士会が主催して行った模擬裁判(一般市民の方をお招きして裁判員役をやってもらい、当事者も本番さながらに活動して、裁判官とともに評議をしていただくイベント)で裁判員役を務められた一般市民の方にインタビューを行った時の記事が載っています。
私も尊敬する若手の実力派刑事弁護士であられる久保有希子先生(第一東京弁護士会)も一緒でした。
模擬裁判もとても勉強になりましたが、インタビュー自体も一般の方のご意見を聞けて、すごく参考になりました。そのへんの勉強になるところが凝縮されていますので、興味のある方はぜひご覧ください。
秋号はまだ手元にありませんが、主題は「黙秘が武器になる」です。
黙秘権をどのように、どういう基準で行使するか。まよわず決断できるケースもありますが、事例によっては迷うケースもあります。それくらい神経を使う問題だと思います。
読むのが今からすごく楽しみです。
「季刊」の名の通り、年に4回発売される刑事弁護雑誌です。
刑事弁護に関する事例の報告や、刑事弁護の技術・戦略に関する特集記事が主な内容です。
弁護士向けの雑誌ですが裁判所の会議室でも見かけたりするので、意外と、裁判所や検察官も読んでいるかもしれません。
法曹関係者の中ではそこそこ有名な雑誌です。
読んでいると、本当に勉強になります。
「本当の意味で」刑事事件に強い、百戦錬磨の弁護士たちが記事を書いています。
理論的な論文から、技術や実例にわたる部分まで、毎号楽しみに読んでいます。
最近では編集委員が一新され(当事務所のS弁護士も編集委員を担当しています)、より現在の刑事実務に合致した最先端のものとなったといっていいと思います。
今は秋号が発売されていますが、夏号には僕も出させていただきました!
昨年度、東京三弁護士会が主催して行った模擬裁判(一般市民の方をお招きして裁判員役をやってもらい、当事者も本番さながらに活動して、裁判官とともに評議をしていただくイベント)で裁判員役を務められた一般市民の方にインタビューを行った時の記事が載っています。
私も尊敬する若手の実力派刑事弁護士であられる久保有希子先生(第一東京弁護士会)も一緒でした。
模擬裁判もとても勉強になりましたが、インタビュー自体も一般の方のご意見を聞けて、すごく参考になりました。そのへんの勉強になるところが凝縮されていますので、興味のある方はぜひご覧ください。
秋号はまだ手元にありませんが、主題は「黙秘が武器になる」です。
黙秘権をどのように、どういう基準で行使するか。まよわず決断できるケースもありますが、事例によっては迷うケースもあります。それくらい神経を使う問題だと思います。
読むのが今からすごく楽しみです。
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